失神と貧血の違い

失神は脳が瞬間的に血流障害を起こす事で、意識を消失する現象を呼びます。つまり、貧血などにより血流障害を起こすと失神する可能性があるのです。貧血は失神を起こす原因の一つである…・それが正しい理解です。

てんかん発作を起こした場合にも、失神が起こる場合があります。日常生活にこのような発作が現れた場合に、事故を引き起こすなど生活に支障がでないように、ラミクタールなどの抗てんかん薬が使用されます。しかし、てんかん発作の治療薬はてんかんを根治するわけではありません。てんかん発作が起こらないように抑制するのが目的です。若年性のてんかんは自然治癒する可能性が高い病気ですが、常に発作を抑える抗てんかん薬を服用する必要があるため、長期の治療を余儀なくされる病気です。

ラミクタールなどの抗てんかん薬服用中に妊娠する可能性もありますが、妊娠を予定しているもしくは妊娠が分かった場合には、必ず医師の指導をうけるようにしなければなりません。ラミクタールには胎児に大きな影響を与える催奇形性が低いため、比較的妊娠中も安全に服用される薬です。しかし、リスクも皆無と言ったわけではありません。必ず医師に相談する事をお勧めします。

また、妊娠中に事故につながるような失神などのてんかん発作が起こると、母体だけではなく胎児にも影響与える可能性があります。最近の研究で、犬にてんかん発作を予知する能力がある事が分かってきています。全ての犬にその能力が備わっている訳ではありませんが、飼い主が発作を起こす事を予知したり、発作を起こした飼い主をケアしたり不思議な行動をとることがあります。アニマルセラピーの効果も犬にはあるため、てんかん治療中の妊婦の方には心強い同居人になる…そんな時代が来るかもしれません。